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わかりやすさが蝕むもの ニュース記事に関連したブログ

2012/05/16 00:08

 

金環日食の起こる朝が近づいている。

 

ところで、

この現象については、昔、

主に「金環食」あるいは「金環蝕」と、本などには書かれていなかっただろうか。

 

できれば、

そちらの方がよい気がする。

 

光のリング――金環は月食では生じないから、

わざわざ金環「日」食と念を押す必要はないのではなかろうかと感じるからである。

 

それがなぜいつのまにか、

件の四文字が幅をきかせるようになったのだろうかと

調べてみたところ、

 

話はどうやら単純らしい。

本来ならばもっとも正しい「蝕」の字が、例の常用外だというのである。

 

そのため、

「蝕」を食事の「食」に換えると、

それ一文字では、天体の欠けをあらわす意味が散らされてしまう。

 

(何となれば、実は「蝕」であればこの文字のみをもって天体における現象も包括し得るのである)

 

そこでいよいよ、金環日食――。

 

ご苦労な誰かがいつの頃からかくどく説明を加えたものと、筆者はこのたび合点した。

 

以上で正しいだろうか。

 

ところでそうなると、

気になってくる言葉がひとつある。

 

齲蝕(うしょく)が起こる――という場合は、新聞さんなど、

これをどう表記されているのだろうか。

 

蝕ばかりでなく齲も、常用外だった気がするからである。

 

どちらも平仮名にして、

うしょく――では、何やら間抜けである。

 

となれば、

言葉自体を抹殺したうえで、

虫歯――にひとっからげにまとめてしまうという残酷なアイデアしか、筆者には浮かんでこないのだが、

実際どうなっているのだろうか。

 

以上、

「蝕」という字も、「金環蝕」という言葉も、子供の頃から何となく好きなため、

相手もなくちょっと絡んでみた。

 

 

 

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愛しのわが YESTERDAY ONCE MORE ニュース記事に関連したブログ

2012/05/14 00:08

 

オリコンさんの調査であるということであるから、

音楽ソフト、ということでいいのだろうか。

 

「一昨年の著作権法改正後も、

中高校生の3割近くが違法ダウンロードを経験している」

 

との報道である。

 

しかしながら、

ここで、LP盤やドーナツ盤レコード、カセットテープで音楽を聴いていた世代は、

あらためて思い出してみたい。

 

われわれの場合、

中高生やそこらの頃、

 

友達にレコードを借りてそれをテープにダビングした経験の無い者、

あるいは友人にそれをさせたことがある覚えのない者、

 

ほぼ皆無――なのではないか。

 

「いやいや、テープの場合、コピーによって音が劣化する。デジタルデータとは事情が違う」

 

と、いう声もすぐに聞こえてはきそうだが、

それは実際、大したことではなかった。

 

「テープだと音が悪いから、やっぱりレコードを買うことにした」

 

そんな神経質で奇特な例など、

筆者の周囲にかぎっては、ただの一度も見かけた記憶が無い。

 

一方で、こういう事例ならばあった。

 

「友人に借りたレコードがいたく気に入った。すっかりファンになってしまった。

そこで、早速、同じ音楽アーティストの別のアルバムを買うことにした」

 

これならば、

筆者自身含め、それこそ無数に存在した。

 

もっとも、無論のこと、

目下の違法ダウンロードの場合、

われわれの経験で言う「友人」の数が、10や20ではなく、千とも万ともなってしまう点で、

多くの関係者は頭を痛めているものと拝察はする。

 

が、それでも、

対価を支払わずに音楽ソフトを楽しむ行為というものが、

今に始まったことではないという厳然たる事実についてのみは、

 

文化というものの本質を考えることとも併せて、

 

われわれは忘れずにおくべきではなかろうかと感じる次第である。

 

(以上は多分この稿で前にも語った)

 

ちなみに蛇足ながら、

筆者らが上記の悪事を日常にはたらいていた時代の、特に前半の頃、

 

「カラオケ」という、

音楽関連事業者のよい儲けとなる市場は、

ほぼ存在していないにひとしかったようにも思う。

 

 

 

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フォースとともにありたいが ニュース記事に関連したブログ

2012/05/11 00:08

 

住宅内における、

単身で暮らす人の生命活動の停止を

遠隔箇所から感知するシステムをつくるとなると、

どんなものが考えられるだろうか。

 

熱、あるいは二酸化炭素、

そうしたものの量や動きをとらえるセンサー?

 

あるいは、

冷蔵庫の扉や水道の蛇口の開閉の様子からそれを類推する間接的な仕組みか。

 

呑気にしていてよい話ではない。

 

われわれの社会に見られるさまざまな現状は、

誰にも看取られることなく、ひとり自宅・自室でいのちを終える人が、

減ることなど示してはいない。

 

もっぱら増えることばかりを示し続けている。

 

そのため、

多くの住宅、とりわけ単身者用の賃貸住宅にあっては、

今後、

住人の死を察知するためのなんらかの工夫が求められていくこととなるはずである。

 

とはいえ、

それは、

人びとに大いに望まれはするものの、

それ以上に「憚られる」ものである可能性も高い。

 

ゆえにそうした工夫は、

住人の死ではなく、

「元気で生きている」ことを察知するためのものと言い換えることによって、

普及がはかられることになるようにも思われる。

 

葬祭業者と、

生前、前金を支払って、自らの遺体を処理してもらうための契約を

結ぶ例も増えるのではないか。

(もしやすでに例が生まれているだろうか)

 

遺物・遺産処理や、臓器提供までをも含めた

死後コーディネート――をつかさどるビジネスが、

社会に必要とされてもきそうである。

(こちらももしやすでに例が?)

 

また、地域によっては、

あるいは個々の事情によっては、

自治体が、

そうした業務の主体となるべき必要が生じてくるかもしれない。

 

それにしても、である。

 

あの一部のジェダイの騎士たちのように、

死とともにその体を雲散霧消させられたとしたら・・・

 

どんなにか、

気楽なことだろうか。

 

 

 

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居眠りについての話 ニュース記事に関連したブログ

2012/05/09 00:08

 

地球の歩き方」という本ほど、

若い時分以来、筆者を楽しませてくれている日本の出版物はないが、

 

この本の生みの親のひとりである西川敏晴さんという人は、

 

出版社での新人研修の最中、

居眠りばかりしていたという。

 

しかも、座席に突っ伏したままのその頭はいわゆるヒッピー風の長髪で、

要は、会社をなめていた。

 

ユーラシアめぐりの放浪旅あがりの青年が、

海を漂う空き瓶のごとく、

偶然、

東京の堅気の仕事場に流れ着いたといった具合である。

 

ちなみに筆者も、

高校時代など、授業中の居眠りでたびたび先生に叱られた。

 

のち、官の用務に就いてのちも、

会議中、眠ってしまったことが幾度かある。

 

もっとも筆者の場合、

振り返れば、

ただ人間がぐうたらであっただけである。

 

情けないが、

西川氏のような、

蛟龍が淵に潜むような意味深い眠りだったわけではない。

 

 

(以上、大阪市の橋下市長が新規採用職員へ向けた講演の際、

居眠りをしていた参加者を叱った、との報道に遅れて接して)

 

 

 

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日枝神社のふもとにある役所 ニュース記事に関連したブログ

2012/05/07 00:08

 

もう15年以上も昔、

脚本を一本書いたことがある。

 

趣味で勝手に書いた。

 

劇中の舞台を数年後の未来とし、

主役を架空の「公正取引調査庁」の若い男性職員コンビとした。

 

仕事は、

消費者保護である。

 

職員コンビは横浜におかれた関東支局で働いていて、

彼らには逮捕権が付与されている。

(大げさだがそうしておかないと話が面倒くさくなる)

 

物語では、

いわゆる連ドラ・第一回目――を想定したエピソードとして、

お見合いパーティなどにサクラを送り込んで参加者を騙し、

加えて「サクラ」の女性に売春までさせようとした事業者を

彼らに摘発させてみた。

 

ちょうど日本テレビさんの懸賞があったので、

これを送ってみた。

 

最終選考作品のリストにまでは載せられていた記憶がある。

 

やがてその後、

10年以上が経って、

消費者庁なる役所が生まれた。

 

その際は、

「やっとか・・・!」

 

世の中が、歯車の錆びた輪転機のように感じられたものであった。

 

ところで先般、

いたましい事故があった。

 

ツアーバスが高速道路上で側壁にぶつかり、多くの人命が失われた。

多くの「消費者」が被害に遭った。

 

ことの本質として、

消費者庁というものこそが、

 

たとえば国土交通省を果敢に相手取り、

たとえばメディアを山王下の事務所へ呼んで、

 

大声を上げて騒いでもよいことであるようにも思うのだが、

 

そのあたり、

どんな具合なのであろうか。

 

「彼らなどおよびでない」と、皆が思っていて、

 

当の消費者庁さんの方でも、

「私どもの出番ではありません。ご担当はほかにいますから・・・」

 

もしも仮にそんな風なのだとすれば、

 

われわれには、やはりどうやら、

「伝統の縦割りの行政というものこそが性に合っている」

 

そんなことにもなりそうである。

 

 

 

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終戦少年 ニュース記事に関連したブログ

2012/05/04 00:08

 

筆者が社会に出た時分は、まだ、昭和20年の終戦を経験した人が、

職場などにたくさんいた。

 

それらの人に、

次々、インタビューしたことがある。

 

皆、10歳前後の少年として、あの日を迎えている。

 

「やっと終わってくれたか、と、とにかくほっとした」

・・・東京在住だった方。のち、学校長。

 

「とにかく驚いた。日本は勝っているんだと思っていたので」

・・・漁師の子。当時北海道の漁村に在住。のち会社経営。

 

「戦争に負けたことは意外だったが、さっそく立ち入り禁止だった

高射砲陣地を見に行ったところ、高射砲は丸太だった。そこですべてを悟った」

・・・当時地方都市在住。のち国の事務職員。

 

「8月15日当日のことは覚えていないが、親の手に引かれて、ソ連軍の射撃をかいくぐり、

やっと逃げのびた頃に終戦となったのだと思う。

一緒に逃げていた日本人が次々銃弾に倒れていくのを見た」

・・・それまで満州北部・ハイラルに在住。のち外航船員。

 

元少年達の記憶や想いはまことにさまざまである。

 

 

 

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ファストフードをスローで ニュース記事に関連したブログ

2012/05/02 00:08

 

筆者には、

あまり他の人がそれを行なっているとは思えない、

旅先での楽しみがある。

 

何かというと、

 

東京を離れ、地方へ足を伸ばしたときにこそ、

あえてファストフードの店に入るのである。

 

理由はひとつ。

 

特にロードサイドの店など、店内が広く、

また、混んでもいない。

 

快適なのである。

 

一方、

東京の人であればよく知っている。

新宿や池袋の駅近くなどで、

マクドナルドやロッテリア等々へ突入した場合のあのすさまじい窮屈さ。

 

せわしなさ。

 

もはや殺伐としてさえいる。

 

地方の町の郊外、

客のいない昼下がりのファストフード店のエントランスをくぐり、

 

人恋しそうにしている若い店員さんと、

お天気話などを交わす。

 

丁寧にこしらえてもらった(ように感じる。錯覚か)ハンバーガーを

広いテーブルを占領しながら、

ゆっくりと食す。

 

ときに窓から緑の山なども見える。

 

妙な旅の醍醐味である。

 

 

 

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手のひらの上の夢 ニュース記事に関連したブログ

2012/04/30 00:08

 

スマートフォン、タブレットPC、

携帯ゲーム機、携帯型デジタル音楽プレイヤー

 

色々とあるが、

見ていると、これらはほどなくひとつのものとなりそうである。

それで見方は正しいだろうか。

 

だけでない。

テレビも取り込まれる。カメラはすでに取り込まれている。

 

本も取り込まれそうである。

 

近い将来、音や映像や文字にからんでの

われわれの娯楽というものは、

 

それらを手に入れるにおいてはただ一種のデバイスによって事足りてしまう、

まさにスマートな姿となってしまいそうである。

 

(もう少し具体的には、各自の事情に応じて、ほぼ似た機能をもったデバイスを

サイズ別に皆いくつかづつ所有することとなりそうである)

 

いいことではないか。

 

われわれの生活はおそらく身軽になる。

 

また逆に一方では、

スマートでないものの魅力を

われわれはあらためて感じることにもなりそうである。

 

たとえば、

舞台で演じられる芝居の価値が高まる。

 

ライブの演奏を聴くことの喜びが増す。

 

身体を使って、

スポーツという「ゲーム」に参加することの意味や意義もつよまるものと思われる。

 

筆者はまだ、

スマートフォンもタブレットPCも、

携帯ゲーム機も、携帯型デジタル音楽プレイヤーももっていないうえに、

 

愛用のデジタルカメラは

なんと画素数わずか130万というものすごいものである。

 

しかしながら、これらがより高度に溶け合う将来が、

とにかく、とても楽しみである。

 

 

 

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よくないまどろみの春 ニュース記事に関連したブログ

2012/04/27 00:08

 

この話は確か二度目になる。

 

言葉には、麻酔作用がある。

 

原子力発電にかかわる議論や発言に、「安全」という言葉が潜り込むことを

いわゆる反対派の人も、

推進派の人も、

容認派の人も、

 

ひとしく、避けた方がいい。

 

原子力発電という仕組み、

およびそれを行なう施設である発電所は、

誰もが知っている。

 

「安全ではない」のである。

 

いま、われわれが迫られているものは、

「安全性」と「信頼」の確立、

ではない。

 

この人類史的事業が、

「危険」なものであることのあらためての認識と、

そのことへの「覚悟」である。

 

覚悟するには、何が必要か。

 

覚悟は永久に続けるのか。

期限を切るのか。

 

原子力発電という危険を避け、避けることによって生ずるほかの覚悟を

当面、あるいは将来にわたって、

われわれは自らに求めていくのか。

 

皆、言葉の誘うよくないまどろみから醒めて、

一旦尻餅をついて、

 

そして、話し合おうではないか。

 

 

 

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ライジン号よ行け ニュース記事に関連したブログ

2012/04/25 00:08

 

電気自動車に関して、

どこか隔靴掻痒でいる。

 

日産のモデルについては、

これを市販したことに敬服の気持ちは惜しまないが、

 

「電気自動車」というものにあって、

 

日産リーフのデザインはどこか的を外している」

と、筆者はよく思う。

 

電気、なのだから、

それこそカミナリのようにボルテージの効いた格好をさせてもいいのではないか。

 

ごろごろした碍子が居並ぶ、発・変電施設のような、

マッチョでシビれるエッセンスがデザインに盛り込まれていても

よいのではないか。

 

カマロやマスタングといった、

いわゆるアメリカン・マッシブカーのような外観こそ、

 

筆者は、

モーターと大容量蓄電池を内部に収めるには適当なものなのではないかと

いつも感じている。

 

 

 

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